全国産業観光フォーラムIN会津若松2007 〜伝統と先端技術の交錯するまち〜


エクスカーション


■参加料:1名 3,000円   *オプションコースは無料です

*天候や交通事情等により、コースは変更になる場合がございますのでご了承下さい。
*定員によりご希望のコースにご参加いただけない場合、他のコースに変更させていただく場合がございます。


■1コース 「地域資源の多目的活用と近代遺構」  定員:45名

会津若松ワシントンホテル出発 午前8時
 
大塩温泉から製塩〜会津山塩企業組合

 弘仁3年(812年)諸国巡歴の途中、僧空海が大塩の地を訪れ、老婆の家に泊まり、塩が乏しいのを知って護摩を焚き、17日目に岩中から塩の湯が湧き出たと伝えられています。
 会津は、海の塩の購入が容易でない為、会津藩の時代から大塩で採塩が行われていました。明治32年には天皇家へ献上された記録も残っています。その復刻版と言える商品が、2007年7月に会津山塩企業組合より発売開始されました。

北塩原村商工会ホームページ

 
煉瓦蔵集落〜喜多方三津谷煉瓦蔵

 喜多方市郊外の三津谷集落に、エキゾチックな雰囲気の煉瓦造りの蔵があります。わずか5戸の家にそれぞれ煉瓦蔵があるという貴重な例です。 敷地内まで見学が可能な若菜家の蔵では、農作業蔵、座敷蔵、味噌蔵など、明治後期から昭和初期に建築された蔵を観賞することができます。これらの煉瓦蔵は若菜家所有の山の良質な赤土を、集落内に出来た煉瓦工場に提供した縁により計画的に建造されたといわれています。

 
煉瓦焼登り窯〜喜多方三津谷煉瓦焼十連登り窯

 喜多方市の三津谷にある登り窯は煉瓦造り十連式の構造となっており、間口4.5メートル、奥行き18メートルで一度に9000個の煉瓦を焼くことができます。明治23年に樋口市郎氏が建造し、当所は7段の窯でしたが2代目の喜市氏によって十連式となりました。磐越西線のトンネル、加納鉱山の坑道、周辺の煉瓦蔵や風呂の材料となる煉瓦を焼いていました。

 
 
会津桐工芸館

 会津桐は厳しい寒さと湿潤な気候、豊かな土壌により年輪の締まった美しい木目の桐材に成長します。会津地方の農家では女の子が生まれると桐を植え、その子が嫁ぐときに成長した桐の木で箪笥をつくり花嫁道具として持たせてやるという風習がありました。
 会津桐は材質が堅く、粘りと光沢があり、火にも水にも強く、やさしさと気品のある木質をもっております。会津桐工芸館では様々な桐工芸品を製造・直販しております。製作工程の見学もできます。

会津桐工芸館ホームページ

 
喜多方ラーメン (昼食)

 喜多方ラーメンの歴史は大正末期から昭和初期にさかのぼります。当時、市内にはラーメン店というものはありませんでしたが、中国から渡ってきた一青年がチャルメラを吹き屋台を引いてラーメンを売り歩いたのが70年以上の歴史を持つ喜多方ラーメンの元祖と言われています。喜多方ラーメンは、基本的には醤油味がベースになっていますが、風味は店それぞれです。「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれる縮れたコシのある太麺が特徴です。喜多方ラーメンがおいしいのは、喜多方は良質の水に恵まれており、その水を使って麺が作られ、高品質の醤油や味噌が作られ、豚骨や魚介類また地元でとれた野菜などにより絶妙な味を持つからです。

喜多方老麺会ホームページ

 
蔵のまち喜多方〜街並み自由散策

 喜多方は古くからの地場産業である味噌・醤油醸造で使用されていた蔵だけでなく座敷蔵や厠蔵、塀蔵など様々な用途の蔵が多数ありましたが、産業構造の移り変わりとともに使用されなくなった蔵は取り壊されてゆきました。そうした中で喜多方市の写真家が後世に残すべく蔵の写真を撮り続け、そして写真展を開催しました。この写真展が好評を博し、さらにはテレビで喜多方市が紹介され、全国に「蔵のまち」として知られることになります。

 
石造鉄橋〜一ノ戸鉄橋

 明治43年に完成した、喜多方市山都の磐越西線一ノ戸川に架かる高さ17メートル、長さ445メートルの鉄橋です。磐越西線を疾走するSL撮影には絶好のポイント。石造りの橋脚が特徴です。SLがこの橋を通過するときに響く音は平成9年「うつくしま音の三十景」に認定されました。

山都町観光協会ホームページ

 
会津若松駅  午後1時50分頃
 
会津ブランドものづくりフェア

 会津方部の「ものづくり」が一堂に会する産業展示会です。最先端産業、会津漆器・会津本郷焼・奥会津編み組細工などの国指定伝統的工芸品を堪能することができます。会場では体験コーナー、物販コーナーも設けられ、会津の素晴らしい産業の数々を体感することができます。

*会津ブランドものづくりフェア会場から会津若松駅にシャトルバスが運行予定です。
 
会津若松駅 午後5時頃

*コース中、フラッシュメモリ製造大手『SpansionJapan』工場の車窓見学予定


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■2コース 「ものづくり産業とまち並み」  定員:45名

会津若松ワシントンホテル出発 午前8時
 
全国街並み保存連盟・会津復古会〜会津葵

 会津復古会は昭和46年に発足しました。酒、漆器、菓子、料理、織物、桐箪笥、民芸細工など、会津の長い歴史と文化を守る伝統産業の名門、老舗の仲間組織の協同組合です。
 「ならぬことはなりませぬ」「士魂商才」「真善美」の商人哲学をひたすら追求実践しております。

会津復古会ホームページ

 
都市景観100選〜鶴ヶ城北出丸大通り

 国土交通省では、平成3年都市景観大賞「都市景観100選」を実施、都市空間の構成並びに意匠についての総合的な工夫、配慮及びその結果作られている都市空間のデザインに着目し、総体としての都市環境が優れた地区並びに高い水準の都市空間デザインが行われている地区を表彰してきました。北出丸から中心市街地方面に伸びる鶴ヶ城北出丸通りは平成11年に「都市景観百選」に選定されました。

 
 
景観建造物・酒造蔵〜会津酒造歴史館

 鶴ケ城から歩いてわずか、西郷頼母邸跡、白露庭などに囲まれた『会津酒造歴史館』は、会津若松市の歴史的景観建造物に指定された一番蔵を歴史館として公開、『焼酎資料館』『會津名宝館』『小原庄助館』など見所が多く、酒造りの工程を勉強しながら、お土産のお買物や利き酒を楽しめます。ここの井戸は、古くより日本酒の母といわれる「宮水」にきわめて近い水質を示すことから、『宮泉』の名称で呼ばれてきました。

会津酒造歴史館・宮泉銘醸ホームページ

 
福島県指定伝統的工芸品〜会津慶山焼

 慶山焼は今からおよそ410年前の文禄元年(1592年)、会津藩主・蒲生氏郷公が黒川城(のちの鶴ヶ城)の屋根瓦をつくるため、慶山の地に窯場を築き、瓦を焼かせたのが始まりとされています。 そして時代の流れと共に、壷、丼、鉢などの製作へと移り変わり、茶道が盛んになるとお城の御用窯として茶器をつくります。 現在は日常に使う器へと発展してきました。昔ながらのつくり方は変わらず、ケヤキの木を燃やした灰から発色させる灰釉(はいゆう)が特徴です。

会津慶山焼ホームページ

 
伝統的工芸品・会津漆器

 会津の漆器づくりは、宝徳元年(1449年)に始まり、天正18年(1590年)蒲生氏郷公の積極的な保護奨励を契機に、塗りのまちができるほど発展し、独自の技法を受け継ぐ職人たちによって、堅固で美しくしかも使いやすい会津漆器を生み出してきました。

 
大正ロマン通り〜七日町界隈ものづくり散策

 会津若松の西部に位置する七日町通りは、かつての会津五街道である越後街道であり、新潟から運ばれる海産物問屋・旅籠などが集まり、新潟との流通の拠点として賑わいを見せていました。通りには古くから存在する歴史的建造物も多く、現在は大正ロマンの雰囲気たっぷりの情緒ある通りとして観光客の方々から人気を集めています。
 七日町には伝統産業が数多く存在し、会津のものづくりの歴史を体感することができます。会津清酒の蔵元、会津絵ろうそく製造販売元、会津木綿工場などが昔ながらの工程で製造を続け、桂林寺通りや大和町通りまで足を伸ばせば起き上がり小法師などの工芸品、酒蔵、味噌醸造元などが立ち並びかつての城下町に思いを馳せることができます。

 
会津の郷土料理〜渋川問屋(昼食)

 明治創業の海産物問屋の店舗や屋敷、商品蔵などを利用した郷土料理店です。伝来の料理方法で、『棒タラ』や『こづゆ』などの海の幸の保存食を少しずつ楽しめる『祭り御膳』が人気です。奥は、大正ロマン調の宿になっています。

 
会津若松駅  午後1時50分頃
 
会津ブランドものづくりフェア

 会津方部の「ものづくり」が一堂に会する産業展示会です。最先端産業、会津漆器・会津本郷焼・奥会津編み組細工などの国指定伝統的工芸品を堪能することができます。会場では体験コーナー、物販コーナーも設けられ、会津の素晴らしい産業の数々を体感することができます。

*会津ブランドものづくりフェア会場から会津若松駅にシャトルバスが運行予定です。
 
会津若松駅 午後5時頃



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■3コース 「伝統工芸と地域資源の活用」  定員:45名

会津若松ワシントンホテル出発 午前8時
 
伝統工芸・会津漆器〜漆器工房鈴武

 会津漆器は蒲生氏郷公の奨励以降も、保科正之公他歴代藩主が技術革新に取り組み、海外にも輸出され隆盛を迎えました。
  漆器が英語でjapanといわれるようになったのは、海外での評価が高かったことが由来とされています。当工房は、全国唯一の木製漆器専門工房を見学できる施設で、職人さんの技を製造現場の工程に沿ってご覧頂けます。

漆器工房鈴武ホームページ

 
伝統的工芸品・会津本郷焼

 会津本郷焼の起こりは古く、文禄二年(1593年)に城主蒲生氏郷が若松城の大改修を行うに当たって、城郭の屋根を瓦葺きとするため播磨国(兵庫)から瓦工を招き、黒瓦を製造したのが始まりとされています。平成5年、この伝承が認められ、会津本郷焼は、陶器・磁器ともに伝統的工芸品産地として通商産業省(現在の経済産業省)より指定を受けています。

会津本郷焼事業協同組合ホームページ

 
 
単機発電量日本一地熱発電〜東北電力柳津西山地熱発電所

 地熱発電所としては単機で日本一の発電出力を誇ります。地熱発電は火山地帯地下数キロメートルのところにあるマグマ溜まりの熱でつくられた蒸気を、ボーリングによって地上に取り出し、その蒸気の圧力でタービンを回し発電するものです。
  日本には18地点に地熱発電所がありますが、新潟を含めた東北の7県に7ヶ所の地熱発電所が立地しています。その建物は自然環境に調和するような形状や色彩などに配慮したものとしています。

東北電力柳津西山地熱発電所PR館ホームページ

 
伝統的工芸品編み組細工〜三島町生活工芸館

 生活工芸館は、昭和61年度に生活工芸運動の拠点施設として設置され、ものづくりの指導、デザイン開発を行っております。館内では特産会津桐を使った木工や野山に自生する自然素材を用いて伝統的技法でつくる編み組が体験できます。また、専門技術取得コース、ものづくりツアー、ものづくり教室も開催し、町内外にものづくりの普及を図っております。毎年6月には、「つくる手から使う手へ」をテーマにナラ林や芝生の広場で実演即売を行う「工人まつり」を開催し、県内外から多くの観光客で賑わっています。

三島町生活工芸館ホームページ

 
会津地鶏料理〜ふるさと荘(昼食)

 会津地鶏は、平家の落人が愛玩用に持ち込んだものが広まったと言われております。会津地方の伝統芸能である「会津彼岸獅子」の飾り羽にもこの会津地鶏の尾羽が使用されています。400年以上前から生息していたと思われますが、一時は絶滅寸前となりました。昭和62年に再発見され福島県養鶏試験場で原種が増殖・維持され、現在は会津地方で飼育されております。

写真はイメージです
 
会津若松駅  午後1時50分頃
 
会津ブランドものづくりフェア

 会津方部の「ものづくり」が一堂に会する産業展示会です。最先端産業、会津漆器・会津本郷焼・奥会津編み組細工などの国指定伝統的工芸品を堪能することができます。会場では体験コーナー、物販コーナーも設けられ、会津の素晴らしい産業の数々を体感することができます。 

*会津ブランドものづくりフェア会場から会津若松駅にシャトルバスが運行予定です。
 
会津若松駅 午後5時頃

*コース中、半導体製造大手「富士通会津若松工場」の車窓見学予定


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■4コース 「水と電力と先端技術」  定員:45名

会津若松ワシントンホテル出発 午前8時
 
日本初のコンピュータ単科大学〜会津大学

 会津大学は、平成5年に開学した日本初のコンピュータ専門の大学です。
 なかでも、産学イノベーションセンター(平成7年にオープンしたマルチメディアセンターを平成14年にリニューアル)では、地域や企業に開かれた産学連携の総合窓口として技術相談や経営相談、各種セミナー等を開催し、産業の支援を行っています。

会津大学ホームページ

 
会津若松への灌漑用水路原点〜戸ノ口堰洞穴

 戸ノ口堰は元和9年(1623年)、猪苗代湖から現在の河東町八田野の辺りに水を引き入れるために工事を開始したのが始まりといわれています。戸ノ口堰洞穴は天保6年(1835年)、藩主松平容敬の命により戸ノ口堰の大改修が行われた際に採掘されたもので、白虎隊士中二番隊はこの戸ノ口堰洞穴を通り、戸ノ口原から飯盛山に向かいました。


 
 
煉瓦造りの発電所〜東京電力猪苗代第二発電所

 急増する東京の電力需要に対応するため、明治44年に設立した猪苗代水力電気が、猪苗代第一発電所(大正3年建設)と同時に申請し、大正7年(1918年)に第二期工事として建設された発電所です。発電機は横軸タイプが採用され、機械器具は第一発電所の外国品に対して国産品が使用されました。水車発電機が5台、当時は24,000キロワットの出力を有し、発生した電力を東京(田端)までの長距離送電を行い、京浜工業地帯発展の原動力になりました。現在もレンガ造りの建物などその姿を残しています。

 
灌漑取水口橋桁〜十六橋水門

 十六橋水門は、猪苗代湖から日橋川へ自然流出していた水をせき止め、安積疏水に水を流し、安積平野開拓のために建設された水門です。『十六橋(じゅうろくきょう)』の名の由来は、天明6年(1786)会津藩主松平容頌が十六径間の石造アーチ橋を架けたことによると言われています。オランダ人技師ファン・ドールン氏の指揮監督のもと、明治12年(1879年)に建設が始められ、明治14年には初めて猪苗代湖の水が太平洋側に流れました。これにより安積の荒野が豊かな農地に変貌、今日の郡山市発展の基盤となりました。

 
日本そば博覧会(昼食)

 福島県は全国でも屈指のそば作付面積・生産量を誇り、その中心となっているのは会津地方です。会津の清冽な水、豊かな自然の中で育ったそばは多くの人に愛されています。 今年は「全国そば博覧会」が磐梯町において開催され、全国のそば名産地が集合、会津を始め、日本中のおいしいそばをお召し上がりいただけます。

*恐れ入りますが昼食代のお支払いは各自でお願い致します

日本そば博覧会〜磐梯町ホームページ

 
      磐梯町駅
 
会津若松駅  午後1時50分頃
 
会津ブランドものづくりフェア

 会津方部の「ものづくり」が一堂に会する産業展示会です。最先端産業、会津漆器・会津本郷焼・奥会津編み組細工などの国指定伝統的工芸品を堪能することができます。会場では体験コーナー、物販コーナーも設けられ、会津の素晴らしい産業の数々を体感することができます。

*会津ブランドものづくりフェア会場から会津若松駅にシャトルバスが運行予定です。
 
会津若松駅 午後5時頃



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■オプションコース 「国内最大出力の風力発電所」  定員:45名

会津若松駅出発 午後2時
 
国内最大出力の風力発電所〜布引山風力発電所

 郡山市の会津布引高原に国内最大の出力を持つ「郡山布引高原風力発電所」が平成18年に完成いたしました。ドイツ製の風車33基で構成され、年間発電量は約1億2500万キロワットを見込んでいます。 約3万5000世帯分の年間消費電力量に相当し、火力発電所などと比較して乗用車約6万6000台分の二酸化炭素年間排出量を削減できるといわれています。風車の直径は71メートル、地上から羽根の中心部までの高さは64メートルです。

湖南町商工会ホームページ

 
郡山駅 午後5時頃



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