「全国産業観光フォーラムｉｎ会津若松２００７」の開催にあたり、ご挨拶を申し上げます。
会津若松は長い歴史と伝統を背景とした全国でも屈指の観光都市であります。名城鶴ヶ城、白虎隊自刃の地・飯盛山を始めとし、多種多様な、そして数多くの観光資源に恵まれており、
これらの名所旧跡や会津の歴史は全国の皆様に愛され、多数の観光客の方々にご来訪いただいております。
今回のフォーラム開催にあたりましては、これら全国の皆様方がよくご存知の会津若松とは違った側面をご覧頂きたいと考えております。
近年、『産業観光』という新たな観光の概念が大いに注目を浴びております。各地に根付いた産業、ものづくりの現場や産業遺構などを通じ、地域の歴史や人々のものづくりの心に触れるという新たな視点からの観光の姿であります。
会津の永い歴史が育ててきたのは観光資源だけではなく、中世から連綿と続く会津のものづくり精神により数多くの産業が生まれ、そして発展して参りました。
私ども実行委員会では会津の素晴らしい産業を是非皆様にご覧いただきたく、鋭意準備を重ねて参りました。
会津の産業発展の歴史をご理解頂くことにより、一層会津の歴史を興味深くご覧いただけるものと確信しております。是非会津に触れていただき、『会津の産業』という新たな観光の一面をご堪能いただきたいと思います。フォーラムへ多数ご参加下さいます様お願い致しましてご挨拶とさせていただきます。
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