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当商工会議所を含む、本県と新潟県の磐越自動車道沿線８商工会議所は５月７日、国土交通省北陸地方整備局に対し、同自動車道の早期全線４車線化を要望した。

両県の枠組みを超えて商工会議所が要望活動を行うのは今回が初めて。本県より当会議所の宮森会頭、田尻専務理事、新潟県より敦井榮一新潟、馬場欣一新津、樋口茂五泉の各会頭が参加した。

敦井会頭が要望の理由を説明し、前川秀和北陸地方整備局長に要望書を手渡した。前川局長は「重要な路線と考えており、災害時や雪の問題もあるので片側一車線ではどうかと思っている」との認識を示した。そのうえで、「次の4車線化の候補にはなってくると思われるが、財源の問題、交通量を踏まえ今後の検討課題となる」と述べた。

その後懇談に入り、宮森会頭が「新潟港といわき市小名浜港を結ぶ太いパイプとしての国家的施策として検討を望む。他の主要道の代替道路として位置づけ、交通量の問題は超越して考えてほしい」と訴えた。

磐越道全線４車線化の要望活動は今後、１０日に仙台市の国土交通省東北地方整備局に対しても実施する。

◆関連リンク
・要望聴取会で太田国交大臣に訴え〜磐越自動車道の早期全線４車線化〜(7月15日)
・磐越自動車道全線４車線化を太田国交大臣に要望〜８会議所連名要望〜(7月2日)
・磐越道早期全線４車線化を太田国交大臣に要望（6月12日）
・磐越自動車道の早期全線4車線化について中央要望（2月6日）
・磐越自動車道の早期全線４車線化を国土交通省に文書要望（12月5日）
・震災、原発事故・豪雨災害の経済低迷の脱却訴え〜佐藤知事ら県当局に要望（10月1日）
・磐越自動車道の早期全線４車線化を国土交通省東北地方整備局に要望（5月10日）
・福島・新潟両県の磐越自動車道沿線８商工会議所連名要望（4月24日）