狂言と東山芸妓が共演!会津観光の新たな素材に!
狂言と東山芸妓による公演「伝統芸能が伝える会津の美しきこと」を12月12日、会津若松文化センターで開催し、会津の新たな魅力的素材を披露した。当所の主催で、狂言和泉流宗家の協力を得て取り組んだ。一般客や台湾からのモニターツアー客など約300名が観覧した。
第一部は東山芸妓衆が主役として登場。和泉流二十世宗家の和泉元彌さんの作・指導による「会津オリジナル新作狂言小舞」をお披露目した。元彌さんの謡に合わせ、五色沼や東山などの地名が盛り込まれた舞を舞った。
第二部は和泉流宗家による狂言の解説に加え、オリジナル新作狂言「會津巡(あいづめぐり)」を元彌さん、和泉淳子さん、三宅藤九郎さんの3姉弟が上演。会津弁や民謡会津磐梯山が飛び出し、客席から歓声や拍手が沸き起こった。
公演はインバウンド誘客を目的に当地の芸妓をはじめとした和文化を活用した体験型素材を造成する事業の一環。モニターツアーの一部で一般にも公開した。今後、ツアーの様子をメディア発信するほか、旅行商品としての販売に向け磨き上げを図る。