さらなる交流の発展を誓う

会津藩や徳川家、松平家などとゆかりを持つ各地の商工会議所が連携する「ゆかりの地ＣＣＩ観光ネットワーク」の交流会が11月9日、群馬県前橋市の前橋さくらホテルで開かれ、相互交流の進展を誓った。会議には各商工会議所の会頭のほか、当所常議員、議員ら約50人が出席。幹事会議所を代表して当所の渋川会頭が「歴史的な縁を財産として、地域振興に活かすために交流を深めていきたい」とあいさつ。来賓の室井照平市長が祝辞を述べた。東山芸妓の祝舞に続いて、静岡商工会議所の酒井公夫会頭の発声で乾杯。各会議所の代表が近況やネットワーク発展に向けた抱負を語り、和やかに懇談した。ネットワークは昨年７月に発足し、全体での交流会は今回で２回目となる。今年３月には三重県桑名市の桑名商工会議所が新たに参加。歴史的経緯で関わりのある各地と協議を進め、幕末期の会津を中心としたつながりに加え、藩祖・保科正之公が家康公の孫にあたる関係から顕彰事業に取り組む静岡商工会議所等まで輪が広がっている。

「ゆかりの地ＣＣＩ観光ネットワーク」参加商工会議所は次の通り。
　函館、余市、むつ、米沢、日光、横須賀、静岡、浜松、岡崎、桑名、京都（支援ＣＣＩ参加）