会頭あいさつ

会津若松商工会議所会頭渋川恵男からのごあいさつ。

令和4年11月1日

会頭あいさつ

会津若松商工会議所 会頭 渋川恵男

 この度、任期満了に伴う議員改選により、会津若松商工会議所第31期会頭として3期目の職責をお任せいただきました。大変身の引き締まる思いとともに、決意を新たにしているところであります。
 今から6年前、会頭に選任いただいた当時から、長期的視野による「持続可能な地域の創生」をテーマに掲げ、2,500会員の負託にこたえるべく、地域経済発展の牽引役として全力で取り組んでまいりました。
 しかし未曽有のコロナ禍に陥り、生活環境、経済環境などあらゆるものが変化し、たとえ終息したとしても、もはやコロナ禍以前の環境に完全に戻ることは不可能であると感じており、今後長いスパンでウイズコロナ、アフターコロナに備えなければならないと思っております。
 コロナ禍が大きなパラダイムシフトとなりましたことから、経営者自身も自らが大胆な変革に舵を切る、新時代に向けたパラダイムシフトを進めなければならない時でありますので、管内商工業に明るい展望が見えるよう、徹底した事業所支援を行ってまいります。
 加えて、コロナ禍ほか様々な要因により疲弊する中心市街地については、昨年市民アンケートを実施し、そのニーズを把握したことから、それぞれの重要なポイントについて、実現に向け本年行政に要望いたしました。
 実現には様々な困難が想定されますが、行政まかせではなく、行政と協働していくことが重要であり、行政と商工会議所がベクトルを合わせ、それぞれの役割を明確にしながら、大規模空地の問題も含め、一つ一つ進めてまいります。
 商工会議所は全国に515あり、全国123万会員を擁する日本最大の経済団体であります。そして、商工会議所は地域商工業の発展を推し進める地域総合経済団体として、地域経済を牽引する責務があり、その力があります。このように経済が厳しい時だからこそ、第31期議員110名を中心に、会員総参加型でその使命を果たさなければならないと考えております。
 第31期会頭として、新時代に向けた展開を創造し、経験・知識・行動力を総動員して、地域経済向上に全力で取り組むことをお誓い申し上げますとともに、会津若松商工会議所役員・議員一同、強固な信頼関係の下、歩調を合わせ山積する課題の解決に向け、邁進してまいります。
 結びに、関係各位の皆様方には、更なるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、第31期スタートにあたってのご挨拶とさせていただきます。



◆会頭 渋川恵男(しぶかわともお)

 ㈲渋川問屋 取締役会長
 1947年2月会津若松市生まれ。

◆公職歴

七日町通りまちなみ協議会会長、㈱まちづくり会津代表取締役、会津若松商工会議所副会頭(5期15年)、日本商工会議所まちづくり・農林水産資源活用専門委員会共同委員長、国土交通省認定「観光カリスマ」、経済産業省認定「中小企業サポーター」、内閣府認定「地域活性化伝道師」


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