2018-TOPICS-16 <<< TOPICS <<< 組織・施策 INDEX <<< 会津若松商工会議所 INDEX

　12月13日、当所工業部会（中川勝博部会長）と金融部会（佐藤正二部会長）の共催による「工場見学会」を開催、様々な業種の会員事業所から30名が参加した。
　今回は、首都圏のICT関連企業誘致を目指し、拠点施設として整備中の「ICTオフィス」と、木質資源等を有効活用し、さまざまな機能を付加した素材を提供しており、11月に新工場を竣工した「会津大建加工�梶vを見学。
　6月に施設エリアの総称が決定したICオフィス「AiCT（アイクト）」では、「現在の工事進捗状況や、入居予定企業の概要、これから本格操業にむけたスケジュールについて説明があり、約５００名規模のオフィス棟や、オフィス入居者と住民が自由に利用できるスペースとしての開放を予定している交流棟を見学。　
　「会津大建加工�梶vでは、宿泊施設や商業施設などで需要が拡大している機械すき和紙を原材料とする“畳おもて事業”の概要説明のあと、11月に完成したばかりの新工場を見学。イグサの供給不足などを背景に “畳おもて”の需要が伸びており、今回増産体制を整えた。機械設備増設に伴い、生産量は今までの約1.5倍になる見込み。
　日本家屋には欠かせない畳の新たな可能性と、優れた技術に触れた。
　参加者らは、普段接する機会の少ない工場見学を通し、新たなビジネスチャンスのヒントを得るとともに、生産活動に対する知見を深めていた。