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平成29年度事業報告などを承認〜通常議員総会〜
5月28日会津若松ワシントンホテルにおいて、役員・議員約70名の出席により通常議員総会を開催。
総会に先立ち、平成30年春の叙勲で瑞宝単光章を受賞された常議員の曽根賢治氏(且O義漆器店)へ、日本商工会議所 三村会頭からの賀状を渋川会頭より贈呈。
渋川会頭より、「本年11月には、いよいよ全国商工会議所観光振興大会in会津若松を開催する。大会を成功させ、会津若松のブランド価値向上につなげたい。また、会津地域経済の疲弊が顕著であるが、こうした状況だからこそ、地域経済を支える中小企業と密接に関わることのできる商工会議所の役割はますます重要となる。本年度も『持続可能な地域の創生』を目指し、各種事業等に取り組んでいきたい。」とのあいさつ後、議事に移った。
議事では、平成29年度事業報告や収支決算など、次の議題についてそれぞれ承認された。
【報告事項】
(1)議員職務の変更について
(2)人事異動に伴う参与の委嘱替えについて
(3)小規模事業者経営改善資金(マル経)融資制度推薦状況について
【承認事項】
(1)平成29年度事業報告及び一般会計並びに特別会計収支決算について
【審議事項】
(1)消費税軽減税率対策窓口相談等事業事業計画及び特別会計収支予算について
(2)中小企業者復興支援事業特別会計収支予算について
通常総会終了後、基調講演を実施。講師に会津会会長の柳澤秀夫氏を招き『戊辰百五十年 歴史に「なぜ?」を問う』と題し講演いただいた。
講演では「物事の本質を問うために「なぜ」という言葉は重要。会津藩主松平容保はなぜ京都守護職を引き受けたのか、歴史の出来事一つ一つの結果に至るまでの過程を辿ると、見えないものが見えてくる。それが、今を生きる知恵となる。現代に比べて圧倒的に情報力が乏しかった江戸時代に、秋月悌次郎をはじめとする藩士の多くがいかに一つ一つの情報を大切に慎重に、そして有効に扱ったか。過去を振り返ることは、今を生きるヒントを見つけること。」と、世界情勢における情報の重要性等を交えながら語り、歴史認識の捉え方などについて改めて考える良い機会となった。
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