2014-TOPICS-56 <<< TOPICS <<< 組織・施策 INDEX <<< 会津若松商工会議所 INDEX
会津若松商工会議所 浜美枝さん講演会開催「会津と日本」〜食といのち〜
11月22日、午前10時30分から当所において「商工会議所広場」事業の一環として農商工連携セミナーが開催された。テーマは「会津と日本〜食といのち〜」と題し、講師は女優の浜美枝さんを招いて開催した。
講演内容の概略は次の通り。
※「商工会議所広場」全体の内容はこちら
(講演内容概略)
【会津の食】
大河ドラマ効果で観光入込客が一時は増加するものの、一過性のもので継続しない。もう一度訪れたいという、会津の魅力を全国に発信して欲しい。震災以降、福島県産の農産物は首都圏で敬遠する方もおりますが、収穫前も収穫後も放射線検査をしっかりしているのは東京にいてもそれはわかる。しかし、善意の購入は永く続かないので、放射線の安全性を正しく認識し、良質な美味しいものを会津の食材として発信して欲しい。
【グリーンツーリズム】
観光と農業の組み合わせ、グリーンツーリズムは約40年前に欧州で始まった旅のあり方です。農業で生産するだけでなく、農家レストラン・農家民泊等、都会の人が癒される場が必要。街中だけではなく周辺の里山にも来てもらう。そういう活動を私はして来ました。
【インバウンド】
今、海外の旅行客は古い日本と新しい日本が混在する街を求めてやってきています。ネット社会なので事前に周遊ルートを調べ上げて来る。飛騨古川のように住民全員の奉仕活動で支えたり、地域連携で回遊性をもたせることが重要。
【6次化産業】
6次化は女性が主役。農産物が余ったから作るのではダメ。会津にはやさしいおもてなしがある。心がある。文化がある。如何に付加価値をつけていくかが課題。会津は旅をするのにちょうどいい広さで、自然・伝統・歴史・文化・食べ物の宝庫です。
【いのち】
新潟県奥三面村、1985年ダム建設で消滅した。3年間取材しました。そこでは、後産を勝手口から畑の道筋に埋葬したり、お宮参り前に幼くして亡くなった我が子を、お墓ではなく、自宅の牛小屋・馬小屋に埋葬していた。お母さんは一人になった時、いつでも語りかけられる。こんな風習のあった美しい村に、石器時代の遺跡も発掘された。永い永い人の営みがここにあったが、災害防止のためダムの底になってしまった。
上記記事内容でご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
会津若松商工会議所 Aizu-Wakamatsu Chamber of Commerce and Industry
〒965-0816 福島県会津若松市南千石町6-5|Tel: 0242-27-1212|Fax: 0242-27-1207
e-mail: info@aizu-cci.or.jp|HP: http://www.aizu-cci.or.jp/
aizu-cci Page Menu
〒965-0816 会津若松市南千石町6-5|TEL: 0242-27-1212|FAX: 0242-27-1207|e-mail: info@aizu-cci.or.jp