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10月28日、「福台友好経済交流訪問団」が来県し、経済界との交流を深めた。

台湾との経済交流は、震災以降台湾から寄せられた200億円にものぼる義援金に対する御礼と、福島の風評被害を払拭することを目的に、本年2月に県内各地の商工会議所会頭などが台湾を訪問したのがきっかけ。福島県商工会議所連合会政策委員会（委員長＝宮森会頭）が企画したものである。

今回の来県はその続編で、台湾大手企業による国際交流団体「中華民国三三企業交流会」と、日本商工会議所と経済活性化に取り組む「台日商務交流協進会」、医療機器企業が所属する「中華民国医療器材商業同業公階全国連絡会」が訪問団を結成し実現した。

28日は会津若松市を視察し、富士通Akisai野菜工場の他、台湾でも放送されている大河ドラマ「八重の桜」の舞台となった鶴ヶ城などを見学。その後、郡山市で歓迎会が行われ、当所からは宮森会頭、澁川副会頭、寺内専務理事が出席し、台湾経済界との交流を深めた。

また訪問団は、29日から30日までビックパレットで開催された「メディカルクリエーションふくしま」にも出展し、県内企業との新たなビジネスチャンスを探った。