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5月27日、公益社団法人日本観光振興協会理事長　見並陽一氏を講師にお招きし「持続可能な観光を目指して」と題した観光セミナーを開催。当所議員・観光関係者など、約１２０名が熱心に聴講した。

セミナー開催に当たり宮森会頭が挨拶。見並理事長のプロフィール紹介とともに、「八重の桜」放映終了後に懸念される観光入込等の落ち込みを見据えての『持続可能な観光』の重要性を説明し、引き続き講演に移った。

見並理事長は、環境を地域ブランドにし、鉱業・精錬の町から「観光の町」となった秋田県小坂町や、地場伝統特産品「しょっつる」で地域のブランド化を果たした秋田県男鹿の事例を交えながら、「時代の変化に伴う消費者ニーズの変化に対応するためには、観光資源を見直し、その魅力を最大限に引き出し、また訪れて頂けるような魅力ある会津づくりを目指していくことが大切である」と説明、風評被害の払拭と地域経済活性化に大変参考となる講演会となった。

講演終了後も見並理事長への質問が出され、聴講者は皆、会津地域観光をいかにして「持続可能な観光」とするかについて模索していた。