2009-TOPICS-18 <<< TOPICS <<< 組織・施策 INDEX <<< 会津若松商工会議所 INDEX

平成21年9月15日、日本商工会議所の合同委員会で、当所宮森会頭が、「高齢者運転免許証自主返納支援制度を活用した地域活性化」と題して講演を行った。全国から160名の商工会議所関係者が集まり、宮森会頭の講演に耳を傾けた。

本支援制度は、高齢者の交通事故が多発している背景に伴い、運転免許証を自主的に返納した高齢者が交通機関、商店等々で様々なサービスが受けられる制度で、平成20年8月１日会津若松商工会議所・会津若松市商店街連合会・会津若松観光物産協会・会津若松市の主催によりスタートした。

冒頭に、会津若松市のおかれている現状説明から入り、本事業の要点として、到来している高齢化社会に向けた取り組みであること、推進している歩いて暮らせるまちづくりの一環であること、ひいては中心市街地活性化につながることなどを説明、最後に是非全国516の会議所で本支援制度を導入し、観光客等がどの地域においても同じ割引等のサービスが受けられるよう、全国展開を目指したいと締めくくった。

なお、本合同委員会での講演に先立ち、川島廣守氏（会津若松市出身・警察庁ＯＢ）と会談、本支援制度の全国展開を目指し取り組んでいくことを報告した。川島氏も「高齢化社会に向け素晴らしい事業だ。微力ながら支援していきたい」と語った。

また、9月29日の福島県商工会議所連合会政策委員会において、当所渋川副会頭が本制度の趣旨説明を行い、全国展開の第一歩としてまず県内全ての商工会議所が足並みを揃えて実施するよう要請した。