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〜全ての人にやさしいまちづくりを目指して〜
8月1日よりスタートした高齢者運転免許証自主返納支援制度の記者会見を、7月30日午前11時より開催。主催者・警察関係等11名が出席し会見を行った。

まず主催者の宮森会頭よりあいさつを兼ね本制度の概要を説明、菅家一郎会津若松市長、斎藤正弘会津若松市商店街連合会長より、それぞれの立場での趣旨を説明した。また、高宮英夫会津若松警察署長より、高齢者の交通事故等の実態や本制度開始までの経緯を説明した。

当日は、既に運転免許証を自主返納している方に敬意を表し、宮森会長より木田静子さん、若林淑夫さんの２名に記念品を贈呈した。記念品を受け取った木田さん、若林さんは、「この制度をぜひ活用したい」「本当にありがたい」などと語った。

この事業は、サービス店として登録されたお店や事業所等で、運転免許証返納時に交付される「運転経歴書（要申請）」等を提示すると、各店独自の様々なサービス（料金割引・宅配・送迎・休憩等）が受けられる事業。現在、115件のお店等が登録している。

県内では、既に相馬市で同様の事業を実施しているが、当所の支援制度では、全国有数の観光地であることから、全国の運転免許証を自主返納した高齢者を対象とすることや、タクシーだけでなくコミュニティバス（10月以降開始予定）でのサービスを加え、また地元金融機関等の協力を得るなど、会津若松市ならでは独自性のある支援制度となった。

当所では今後も、お年寄りから小さな子供まで、不便を感じることなく、全ての人が暮らしやすいまちづくりを目指し、本事業を推進していく。